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NYのごはん事情 4 2007年10月11日 16:42

お待たせ致しました!
第4回目となりました「NYごはん事情」、今回のテーマは、「郊外生活」です。
今回は生活の場所を大きく変えてのごはんの未来像を覗いてみましょう
空気の澄んだ朝ご飯はとってもきもちよさそうですよ!


● 郊外生活
マンハッタンから少し離れると素晴らしい自然に恵まれた街が点在する。ウィークエンドハウスなるものを購入するニューヨーカーが多いそうだが、週末は空気の良い郊外の森で静かに過ごそうということらしい。また、引退後の住家の準備を兼ねている場合もあるそうだ。私の出会った金融関係に従事しているニューヨーカーも引退まで5年だが、いちはやく家族でマンハッタンから離れて暮らし始め、自分だけが約1.5時間かけて通勤していると話していた。
マンハッタンの北側ハドソン郡は、ちょうど東京と軽井沢の関係に似ている。150kmも北上すると人里離れた森と渓谷の世界だ。アメリカ大陸開拓の初期エリアのため、ハドソン河沿いには戦場跡などの史跡や歴史的建造物が多い。ニューイングランド様式の綺麗な建築も多く清楚な美しさを感じさせてくれる。特に河の東側(大西洋側)は歴史的建造物が多く、ややスノッブな雰囲気を感じさせる。一方、西側はキャッツイキルの山々に近づくが、素朴でのんびりした田舎の雰囲気が漂う。

このようにハドソン河を挟んで東西の雰囲気が異なるが、郊外生活を目論むエリート達もそれぞれの好みで選択する。それだけに住み始めてからも自分の環境を守るのに一所懸命だと言う。私が訪れたのは西側のキャッツキル公園にあるウッドストックという街だが、携帯電話用アンテナの建設が住民反対で許可されず携帯電話が使えない。しかし最近起きた交通事故が教訓となり、近々アンテナが建造されるそうだ。

引退後は郊外生活をしようというニューヨーカーは多いが、それぞれ自分に合った街を選択することが第一の課題のようだ。それも機能的な課題ではなく、街のテイスト、空気感を大事にしている。住民意識、政治的傾向、保守的なのかリベラルなのか・・。それだけに、住民は土地や家を所有することだけではなく、街を維持しようとする意識が強い。

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写真左. 郊外邸宅
写真右. 無人野菜売り場

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写真左. 郊外の幹線道路
写真右. 誰も居ない風景

無人販売に並んでいる野菜はスーパーとは違ったみずみずしさや採れたてにしかない土のにおいがして、とってもおいしそうで、料理がしたくなりますね!
毎日の食事を、近所で栽培したものでまかなうサイクルは未来のごはんにとっての通常の姿であってほしいです。

次回はなんと最後になってしまいます!
テーマは、「自分のスタイル」です。お楽しみに!