友田修/取締役 「リゾート・まちづくり等のコンセプト」、「駅空間のコンサルタント(駅学のススメ)」、初期販売センター業務、企業館PR施設コンサルタントなどを経験。 現在カンケン広報誌City Scienceを担当。
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今回は、下北沢の街をウォッチング。 古着、アンティーク雑貨、オーガニックなカフェ、演劇、ライブハウスなど、サ ブカルチャーのメッカだ。井の頭線と小田急線で分断された4つの狭いエリアに 構成する路地は迷路のようだ。 そんな迷路探索が楽しい街には、ガイドブックが無いと十分に楽しめない。 そんなガイドブックに載る店頭はメディア的で無ければならない。 その手法の一つ、それはまるでドラマの舞台装置のようだ。
「思い出」 映画のワンシーンを想起させるファサードだ。 恋人と分かれた傷心の女性(死別して一人になったムードもある)が暮らす家の 裏庭だ。 そんな彼女の思い出の品が店内に並ぶ。 客は主人公の悲しみを自分に重ね、遠くを眺めるように商品を手に取る。 行き過ぎた想像かもしれないが・・・
「愛する家族のお洗濯」 洗いざらしのシャツ、チノパン、きれい好きなお母さん。 たたんだ真っ白なシーツの上で昼寝している子供・・・ そんな幸せなお宅の庭先を思わせるお店だ。 チープな輸入雑貨でも、こういったテーマの絞り込みで見せられたら、・・・ 全く正反対の自分の暮らしから、ちょっとでも抜け出せそうな気がするのだ。 そんな雑貨は、使うためではなく、飾るための特別なアクセサリーとなる。
「古着野郎のくらし」 店頭ではない、路地だ。アパートのブロック塀だ。 その奥には古着屋がある。 古着をセンスよくコーディネートするためには勉強をしないといけない。 雑誌を見たり、そういう若者が集まる街に出たりしても、 買い集めるのはなかなか大変なのだ。 下北の古着屋に通えば、センスの良い古着野郎になれる。 ここに住む一人暮らしの古着野郎になれるのだ。