タケダくんのアンパイ以上な視点。
カンケン的スペースデザインの極意。それは「新しい接点を空間にする」というコト。

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駅前のエントロピーとポテンシャル・・・上野編 2007年02月05日 19:45

エントロピー?
熱力学の理論で「エントロピー増大の法則」として秩序ある状態から無秩序な状態になる現象のことです。たとえば訳がわからない場面に出くわしたとき「エントロピーが高い」と言います。
私は「エントロピーが高い」ことは「ポテンシャルのあること」と思っていた節があり、今回のブログにしたいと・・・。実はエントロピーとポテンシャルの相関関係はその逆で、エントロピーが低い(秩序ある状態)はポテンシャル(仕事をするエネルギー)が高く、その逆は低いそうです。
さて、スペースメディアって人目に触れる場所を広告メディアにすることなのですが、この理論で行くと「メディアポテンシャルの高い場所はエントロピーが低くなければならない」ことになります。
今回はちょっと難しいですが、前回も登場しました上野を掘り下げ駅前を研究してみようと思います。

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上野駅の駅前はローカルへの顔となるシンメトリーの駅舎と都心への駅舎の姿があります。
西郷さんの銅像がある公園側、日本で最初にできた駅前ショッピングビルで、「聚楽」の文字は上野の顔として長い間人々の目に触れてきました。
いやいや、けっこういろいろ言えることがたくさんあります。
サブカルの考察になるのかも知れませんが、無秩序な風景には見えないのはなぜだろう。
似顔絵師のおじさんたちが居ます。

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アメ横、御徒町へ繋がるガード。ここには計画によるエントロピーの低さではなく、自然の法則としてのエントロピーの低さがある。

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区役所側の路地。ここに見事な看板が出現しました。私の目は釘付けになりました。「男ビデオ高価購入」のメッセージ。
この店の先には「ヤツメウナギの漢方薬局」そしてこの一廓を象徴する路地。
すごくわかりやすいエリアです。
一般的に媒体価値の高い場所とは言えない、風景としてほめることもできない。でもなぜか郷愁を感じたり、妙に安心したり、・・・
よくわからないのが良いのかも知れない。

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でも視点として、これだけはブレないようにしたいと思います。
「風景としてごちゃごちゃしているから無秩序だということではない」ということです。
ごちゃごちゃしている状態でも、そこから読み取れる文脈が明確であればその目的のエントロピーが低いコトになります。ごちゃごちゃしている様子はその目的からするとポテンシャルが高いのかも知れません。
秩序があるから魅力的に見えるか、というとそうでないことが多いのは、表面的な秩序よりも内面的な秩序の方を読み取るコトが多いからではないでしょうか?
友田