友田修/取締役 「リゾート・まちづくり等のコンセプト」、「駅空間のコンサルタント(駅学のススメ)」、初期販売センター業務、企業館PR施設コンサルタントなどを経験。 現在カンケン広報誌City Scienceを担当。
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駅前シリーズ、今回は「裏原」。 コロコロを引っ張るお嬢さん、タクシーが横切る原宿駅の竹下通り口。 ジャニーズ事務所があったり、ラフォーレ原宿までの一廓は観光地である。 明治通りを渡りそこから先が裏原。 路地裏の散策で仕入れた変わり種メディアを取り上げる。 「靴割」・・・皆様ご存じの航空会社の割引航空券のパクリ(パロディー)である。枠のある媒体じゃなくて、広告スペースと化している路地だからこそ「何割りでも良いのだが、うまくやったね!」と言いたいポスター。 ポスターの発信者は靴屋なのだが、すぐ近所にこんな店を構える。 ショップサイエンスで言う「ショップキュー」のハシゴ・・・・ショップのノリも良いというか、良いサンプルである。
さて、これはいったい何のキャラクターか・・・ ・・チェリオ・・・マイナー路線の似合う裏原ならではの飲料である。駅ジャックというのがあるが、ここは「路地ジャック」だ。 当然、自販機ラッピングのオンパレード。ここでの自販機売り上げは如何ほどかわからないが、普段お目にかかれない飲料だけに、ありがたい存在に見えてしまう。何か御利益がありそうな「神様」をイメージしているのであろう・・・ま、イマイチである。名所にしたいと思う下心が見え見えだからか・・・。 裏原あたりのメディア的深掘りコードは、「自然発生的価値」だと思う。インフルエンザのウイルスが毎年新種をまき散らしているが、そんなゲリラ的浸透作用を目指すのが裏のパワー。
最も気になるショットがこれである。 コンビニの未来的風景。スターウォーズの一作目やブレードランナーの未来都市の演出を想起させる。 汚すことで現れる路地裏の温度、空気感、ニオイや文化度を示している。 コンビニなんてマニュアルのかたまりなのに本部の目が届かない特別なエリアに見える。 このコンビニは閉店か店舗スイッチかわからないが、もし、このまま開店していたら、なんてステキなコンビニか、わくわくする。
不謹慎な発言を重ねそうなので、これくらいでストップするが、要は何が言いたいかというと、予定調和は成り立たない裏路地の魅力を言いたいのだ。 メディア価値は媒体の持ち主にとって、如何に価値があるメディアか、という視点と、こういったメディア化してしまった街を如何に利用してプロモーションするか、というメディア利用者の視点がある。 前者の方が実はゲリラ的で、後者はバランスがとれたのトータルな街や世の中なような気がする。 友田