SPグループの気ままに観察日記
SP部門のみんなが見た色んな物、その感想をUPします。展覧会あり、自然あり、遊びあり、建物あり、街で見た変な物あり。一見「何これ?」と思ってもそう言う物こそが後で役に立つのです!

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18.東京の中心のアートな喫煙ルーム 2007年04月12日 10:08

TOYKO六本木に誕生した東京ミッドタウン。
六本木ヒルズにも引けを取らない防衛庁跡地の広大なエリアに、鳴り物入りの都市再生街がオープンした。
もちろん、新しい街の創生にあたっては、敷地の至るところにアートが点在する。
アートキュレーターの清水敏男氏がディレクターとして、また元ポンピドー美術館長のジャン=ユベール・マルタンがアドバイザーとなり計画されたアート・プロジェクトである。

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街のエントランスにあたるコアスペースには、安田侃の彫刻作品。高層ビルの裏手の広大な芝生には、高須賀昌志のアート遊具。また敷地の端では、フロリアン・クラールのシェル構造の巨大オブジェが、様変わりした都市の風景と対峙するかのように設置される。

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さらに建物の中には、空中デッキと一体となった和紙アートや、オフィスエントランスを飾る五十嵐威暢の木質レリーフも配置され、タウンコンセプトの根幹をなす「JAPAN VALUE」をシンボライズする。

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全体を振り返ると、アートも景観エレメントも、この「JAPAN VALUE」に少なからず引きづられ、檜町公園の数奇屋風の東屋や、様々な場所で演出される竹や水、花や植栽などがどこかキッチュで、浮いたように見えたのは私だけの印象なのか?

そのなかで一際おもしろかったのは、喫煙できるアート空間、いわゆる「喫煙ルーム」であった。

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おしゃれな空間にふさわしい「アートな喫煙ルーム」。
事業者の気の遣いようが表れたこのスペースには、喫煙者をモチーフとするPOPな絵画(イラスト)が壁面や映像で表現され、スマートな灰皿スタンドやインテリア照明とともに、現代建築とマッチングする特別仕様となっていた。

アート・プロジェクトで計画されたアート作品については、“いつもと変わらず”と高をくくっていた私にとってこの「アートな喫煙ルーム」は、アートの可能性を強く感じさせるものであった。 【池村明生/取締役】