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冬はイルミネーションの季節である。 肌寒い夜の風景のなかでイルミネーションが輝いていると、単純にホッとするものである。
横浜の観光名所の一つになった赤レンガ広場前の仮設のアイススケート場に、アートのおもしろい試みが登場した。 その名も「光るシューズ」。 スケートリンクの上を滑ることで、青や赤、緑や紫など虹色に氷面を照らす、不思議なシューズである。
プロデュースしたのは、アートとサイエンステクノロジーを組み合わせユニークな作品をつくり続ける鈴木太朗を代表に、小松宏誠、臼井英之、石渡愛子などが参加する、アーティストグループの「アトリエオモヤ」。
しくみは至ってシンプル。 シューズの裏に発光ダイオードのユニットがバンドで取り付けられ、滑る人の動きに合わせて様々な色に変化する。
試みとしておもしろいのは、アイススケート場にアートを持ち込んだこと。 さらにアートがスケートを楽しむ人々の動きに寄生し、この「プラスアート」の趣旨でもある“アートのパラサイト化”を具体化していることである。
アートリンクin赤レンガ倉庫は、年の暮れといえども、冬の夜を楽しむ若い人でにぎわい、滑走する人も、周囲から眺める人も楽しめるアートギャラリーとなっていた。 【池村明生/取締役】
皆様、「プラスアート」を通じて、昨年はたいへんお世話になりました。 このカンケンHPの2週間に1回の過酷なプログ連載をはじめ、プラスアートを テーマとする本を出版することもでき、まずはホッとしました。
さて今年の「プラスアート2007」では、引き続き「アート」と「?」の良好 なかかわりについてご紹介させていただきたいと思います。 「?」って何か? それは、蓋をあけてみないとわかりません。 私自身もわからないアートの無限の可能性を様々な事例からすくい上げること が、このプログのテーマですから。
どうぞ皆様、今年も「プラスアート」をよろしくお願いいたします。
<池村 明生/取締役>