今回は渋谷のスクランブル交差点にあるL'OCCITANEについてです。

L'OCCITANEは皆さんご存知のもはや駅ビルに必須のテナントとなった観のあるコスメブランドですが、1976年に南フランスでオリビエ・ボーサンによって設立され、植物を原料とした自然派化粧品として、世代、男女を問わず愛されるブランドです。現在では、70ヵ国以上に約1300店舗を抱えているそうです。(スキンケア、フレグランス、ボディケア、バス製品、ホームフレグランスを展開)
このロクシタンブランド世界1000店舗目の記念すべき店舗として08年5月にオープンしたのが「L'OCCITANE 渋谷店 テラス・ド・プロヴァンス」です。世界で初めてのロクシタンカフェを併設。カフェでは、南仏プロヴァンスの家庭でふるまわれたかのような、素朴で温かみのある、やさしいメニューを楽しめます。(ちなみに2店舗目は池袋)
さて、今回ピックアップしましたのは、この南仏生まれのナチュラルなコスメブランドと、喧騒のスクランブル交差点との組み合わせが、オープンした時「なんでそこにしたんだろう~?」とちょっとイメージが自分の中で合ってなかったので気になってました。折角世界で第一号店のカフェなら、表参道とか代官山とか広尾とかそれっぽい立地もあるのにな。いいのかな?と思ってまして、ちょっと立寄る機会があり書きました。(大分行くの遅いですね。。。)
1階の物販スペースはオープンな空間なので前面道路の喧騒感が結構ありますが、いつものプロヴァンスなインテリア&とても積極的な販売員さんの声かけで、あぁ~ロクシタンだ。という感じがします。
で、2・3階がカフェは、階段を昇ると一気に静かになりグリーングリーン♪な癒し空間になっていました。(ちょっと外っぽい)ガーデンテラス的なナチュラルな観葉植物と、ちょうど目の前にある街路樹のグリーンがピッタリ重なって、「ここは渋谷でないよう~☆」なキレイな緑を感じるみずみずしいカフェでした。

↑この街路樹がジャストな位置(ちなみにベストは2階です)
この木があったからここでもOKだったのかな?と勝手に解釈。
ん~渋谷の待ち合わせにはちょうどいいかもしれない~と思いつつ、そういえばL'OCCITANEってプロヴァンスだからゆったりしたイメージだけど、実際はいつも駅前とか繁華街のド真ん中でかなり都会の喧騒の中にあるお店だな~。と思いました。(アトレやルミネの1階・繁華街の路面店など)そういう意味では、このスクランブル前は全くいつも通りの展開でおかしくないかも。という感じです。
L'OCCITANEはマス広告をそんなに展開していないものの店舗を中心に「ナチュラル&プロヴンス」でブランドイメージがしっかりとカタチづくられていて、日本の女性のこころをつかんでいます。

↑社内の近くの女子にL'OCCITANEのなにか持ってたら一瞬貸して
と言ったらこんなに出てきました
これだけ騒々しい立地環境の中で、きちんとL'OCCITANEらしいイメージを伝えられているという意味で、店舗デザインが優れているなぁ~。と思いました。
やはりディズニーランドに負けないくらいの世界観をつくる演出がかった什器デザインは、「とにかくここはプロヴァンスですから!」と改札を出た駅にいるわたしモードからマインドチェンジしてくれます。
都心のベストポジション×空間でしっかりプロヴァンス表現=L'OCCITANE
なのでしょうか。
なかなか勉強になるお店です。
<源田和美/ディレクター>
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