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2009年を迎えて 2009年01月01日 09:03

前年度に仕事を“こなす”から“つくれる”指向を期待しましたが、このことをもっと掘り下げてみましょう。
ビジネスに携わることは、常に問題意識をもって自分なりに解決するプロセスです。責任ある立場になればなるほど、顕在化した問題を解決する機会が多くなります。解決に当たって知識を知恵に転換する力量が必要です。
上述のことは日常生活の場でも、問題意識があれば、新聞・雑誌、小説等を読んでいてもヒントが得られます。ビジネスのハウツー本にこだわって、その手法とおりに実行してもうまくいくとは限りません。ものごとを考えてどう対処するかは、情況、制約条件等を洞察して事象の本質を見抜いて最善策を講じます。
昨年後半からの急激な世界同時不況は、企業運営に深刻さをもたらしています。企業は環境変化にどう対応するかが当面の課題です。不況期には潜在化していた諸問題が顕在化して、その対応に追われたり、仕事の仕組み、手法、プロセス、組織といった行動様式の見直し、改善が必要になります。
企業も個人も苦境を乗り越えれば、次の成長が描けます。不安定さ、混沌、揺らぎの中で喫緊の課題を処理して、トンネルの向こうに光明が見えてきます。

村井 徹