村井徹/監査役 セイコー株式会社を退職後、経営コンサルタントに携わり、現在、当社の監査役等を務める。
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今回のテーマは「計画を立てる」です。 計画の目的には、何をする必要があるかについて明確なアイデアを得ること、すなわち頭の中にはっきりしたイメージを描きます。 計画には、目的・目標を確認後、次の2つの要素から成り立ちます。1つは仕事の優先順位を決める。2つは時間管理です。 計画をたてるということは、仕事の優先順位を決め、その処理に費す時間を管理します。そのために目標に照らして、実際の業務(量)を描き出し、その目標に到達する手順を選びます。そして仕事を自分が行うのか、それとも他の人(外注を含む)に任せるかを決めます。 時間管理は、時間を最大限に利用する技術です。適切に時間管理するために、次の4つの仕事に分割して仕事のメリハリをつけます。 (1)通常業務 1日のうちの連絡処理(Eメール・インストラネットなど)
(2)企画・開発業務 これが主な業務であり予定をたてる際に自分のバイオリズムを考えに入れる。1日のうちで最も調子がでる時間帯はいつか(集中する)、最も調子がでない時間帯はいつか(身の回りの単純作業に使う)
(3)日々の予定表作成 帰宅前に翌日の仕事内容と予定所要時間、あるいは当日朝にそれを作成して行動する。
(4)週間、月間、四半期(3ヶ月)の計画化 週間計画なら30分、月間計画なら上司から情報をえて2時間、四半期計画なら2〜3日で作成できるよう別に時間を確保する。
プロジェクト計画では、複数の人達が行動するため、人に仕事を任せます。うまく人を使えるかどうかが鍵です。上手に仕事を任せられれば、生産性は増大します。何かを人に任せる場合、“忙しい人に任せる”という考えがあります。怠け者は仕事を与えられても、怠け者でいることが多く、忙しい人は絶えず休みなく働いているから忙しいのであり、その人に任せた方が仕事は成就するからです。
次に経営学の視点から管理上の計画立案について記述します。 計画立案は管理活動を成功させる基本であり、意志決定です。先ず明確にすることは、活動目的の重視にあり、目的は最終の結果・成果です。この成果を予めつくり出しておくことが、管理者(リーダー)の仕事です。 “なに”をすべきかは管理者の仕事であり、“どうやって”行うかはできるだけ部下(メンバー)に任せて参画させることが肝要です。目的を共有化して部下に仕事の意欲をもたせ、その集積が成果になります。このように計画立案はその仕事に関する意志決定ですが、論理は必らずしも実際的でなく、論理的な考え方が真実をもたらすとは限りません。しかし論理的な考え方は、真実の可能性がいちばん多い決定を下せる最も系統的(システマティック)な方法です。
村井 徹
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